【初心者】真っ白になった冬の伊吹山にチャレンジしたい方必見!【雪山登山】
厳冬期の雪山登山 伊吹山に登ろう♪
これが揃えば冬の伊吹山に登れる!3つの項目
- 夏の伊吹山に登れる体力
- 冬装備 防寒着・アイゼン・ピッケル等
- 急斜面での歩行(滑落停止・落雪への配慮)
と最後に、登ってみたいって気持ちです。
あっ4項目になってしまったw
夏とは違い危険な場所もあるので注意して登りましょう。
それでは、私の経験から話を進めていきたいと思います。
伊吹山:標高1377m
総移動距離:約10㎞ 直登になるので夏道(12㎞)より短くなります。
が、直登なのでその分急登が待っています。
↓↓↓↓冬道は↓↓↓↓
活動時間:休憩抜きで往復合計6時間~7時間くらいだと思います
当日、私は遊びすぎて8時間30分かかっていました💦
雪山に登るために準備したい装備
上の方でも少し記載しましたが、
日帰り装備以外に次の物を準備してください。
防寒着:
ウインドブレーカー・ダウンとフリース・シェルは絶対!
バラクラバにニット帽も入れちゃいましょう。
レインウエアはヒップそりの時も大活躍 お尻が濡れません
※ヒートテックは暖かいのですが乾きにくく汗冷えするのでだめですよ~
速乾の服を着ましょう
冬装備:
ピッケル・アイゼン10本爪以上を推奨します。
今回私はモンベルのスノースパイク10を使いました
ヒップそりはお好みで
登山靴:
冬靴をお勧めしますが、3シーズン用の登山靴(防水必須)でも行けないことはありません
足先が冷たくなるのですが、カイロで対応しましょう。
靴下を2枚履きとかすると血流が悪くなり、かえって足先が冷えてしまう事があります。
そして、靴の中に雪が入り込まないようゲイターを必ず装着しましょう
飲料水:
天候によって変わるのですが、約2L持って行きます。
内訳は、
ポカリ500㎖×2本
お湯900㎖(山頂での休憩中温かいお湯が激うまです。カップ麺にも使います)
https://amzn.to/38V5yXj
天気がいい日だと夏と変わらないくらい汗をかくのでこれくらい飲んじゃいます。
山頂の小屋も閉まっているので飲み水は重要です。
小物:
サングラス
ピーカンの青空の時に使います。使わないと目が日焼けして翌日目が開けられません
ゴーグル
吹雪いているときに使います。サングラスでいいじゃんって思うかもしれませんがだめです。横の隙間からめっちゃ入ってきて目を開けていられません。経験あり・・・必ずどちらも持って行きましょう。
替えのグローブ
雪山登るとだいたいびちょびちょに濡れちゃいます。
いざって時に予備と変えちゃいましょう。
伊吹山チャレンジ前に経験しておきたい山
雪山に慣れておくってのが大切です。
そこでオススメしたい山は、
鈴鹿山脈にある綿向山
標高:1110m
綿向山(初めての雪山登山)の記事
わたしもここに登って雪山を経験しました。
ルートもわかりやすく、とても歩きやすい人気のある山です。
ここで、アイゼンなどを経験してくると伊吹山であたふたすることもなくなります。
そして2つ目の山は
高見山地にある三峰山
標高:1235m
冬場は霧氷祭りが開催されており、賑やかな雪山を楽しむことができます。
2020年の霧氷祭り記事
もちろんルートも整備されていてとても歩きやすいです。
「三峰山霧氷まつり」開催のお知らせ
この時期には私も毎年足を運ぶ大好きな山になりました。
と言う事で、伊吹山に登る前に登っておきたい2つの山をご紹介しました。
ここでお伝えしたい事は、雪山を経験してから伊吹山にチャレンジしてほしいと言う事です。
伊吹山に登りだしてから、アイゼンってどうやってつけるんだったっけ?
とか、思ったより雪山歩くのって大変だなぁ
など、伊吹山よりレベルの低い山で経験してから、チャレンジしてもらうと
いざという時の撤退タイミングもつかみやすいかもしれません。
ただ、どうしても伊吹山で雪山を始めたいって方には、こちらをご提案します
伊吹山の3合目
もしくは5合目
までチャレンジしてくるってのもありだと思います。
5合目から先、難易度が急激に上昇するからです。
練習で来た際はココでお昼ご飯にして引き返しましょう
8~9合目付近の急登
この辺りは、体力が一気に削られます
マイペースで登りましょう
そして、滑ると止まらない危険な場所です。停止するにはピッケルが必要
そして
山頂には素敵な景色がご褒美として待っています
冬の伊吹山登山動画
まとめ
冬の伊吹山はとても素敵な体験をさせてくれる場所です。
ですが、時には厳しい顔も見せる事があります。
わたしが、伊吹山に初めて登った時は単独でした。
そして、教えてもらえる仲間もまだいませんでした。
それでも登ってみたい!
そう考えた時に、少しずつステップを踏み、経験をつけながら伊吹山にチャレンジしました。
山頂に立ったときのあの喜びは今でも忘れていません♪
今回はコンディションも良く、天候に恵まれ1日楽しむことができました。
が、過去には、寒さに震えた時も、ホワイトアウトで方向を見失いそうになった時もあります。
決して難易度の高い山ではありませんが、登られる際は十分に気をつけ、
違和感や恐怖を少しでも感じた時は、
撤退する勇気をもってチャレンジしてみてください。
そして伊吹山を楽しんできてください。
今回はここまで(≧▽≦)
それでは、楽しい登山lifeを♪
sinji登山部でした
https://www.youtube.com/user/ridex17